世の中には数えられないほどの塗料が存在しています。
塗料メーカーだけでも大手から中堅、零細等を含めて国内でも200社ほどとある言われています。
さらに海外のメーカーを含めればかなりの塗料会社が存在しています。
単に塗料と言っても建築、構造物、自動車、船舶、航空機や宇宙関連など多岐に渡っています。
各社それぞれ特徴があり、棲み分けと強みを生かしています。
建築用としては「エスケー化研」「日本ペイント」「関西ペイント」が3大塗料メーカーと呼ばれていますが、その他に「ロックペイント」
「水谷ペイント」「スズカファイン」等がメジャーな塗料メーカーです。
そのメーカーですが、各社様々な塗料を販売しており、エスケー化研で69種類、日本ペイントで54種類、関西ペイントで50種類の
上塗材を販売しています。(2019年7月時点)
それぞれグレードや性能、機能性等の違いを持たせいるため種類が多くなってしまうのですが、これだけの種類を各社が販売しているため
その数は星の数ほどあり、一般の方はどの塗料が良いのか分からないのは当然です。
(業界の人間でも全てを把握している人はまずいないでしょう・・・)
塗料メーカーとしては3大塗料メーカーや、上記したメーカーの塗料を選んでおけばまず間違いはありませんが、その中でもグレードや
機能等の違いがあり、対候性が違ってくるため塗料選びは重要です。
塗料の種類はメーカーを問わず複雑で非常に分かりにくいため、ここでは基本的な塗料の種類について説明します。
塗料は「合成樹脂」と「顔料」と「添加剤」の成分から構成されれおり、この「合成樹脂」の性能が塗料の耐候年数に大きく係わっています。
合成樹脂は大きく分けて「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」があります。
最近では「無機」と呼ばれる超高耐候な塗料も出てきていますが、基本的にはこの4種類の塗料のグレードで分けるのが一般的です。
「アクリル」は5年程度、「ウレタン」は7~10年程度、「シリコン」は10~13年程度、「フッ素」は15~20年程度の耐久性が
あると言われています。
この耐久性が高くなる事に比例して、価格も高くなっています。
それぞれのグレードの中でも耐久性に幅がありますが、これは同じグレードの塗料でも製品の品質によって耐久性に違いがあるためで、
各メーカーからそれぞれの製品での期待耐久年数が設定されています。
(なぜ同じグレードでも色々な品質の違う塗料があるのかは、下記で説明します。)
また、塗装された各家の環境や条件によっても耐久性が変わってくるため、耐久年数に幅が出てきます。
この環境や条件によって耐久年数に違いが出る事により、一般の方が塗料の品質による耐久性の違いが分かりにくくなっている原因の一つと
なっています。
さらに付け加えると、各メーカーが指定する塗膜の厚みや塗り数、乾燥時間、下地状態に合わせた下地処理等の施工の仕様書があり、
これを厳守して初めて本来の性能を発揮するため塗装の大前提ですが、これらが守られてないと耐久性は低下します。
お客様からすると守られていて当然と思われていると思いますが、実際は経費削減等や知識不足で守られてない業者も数多く存在しているので
期待されていた耐久性がない事もよくある事です・・・。
施工当初は分からず、5年、10年後に違いが出てきますが、同条件で比較できないため結局そんなものかと思ったり、気付かない事が
ほとんどです。
この事に関しては「塗装工事の闇」で詳しくお話しします。
塗装の種類
アクリル塗料
アクリル塗料とは、アクリル樹脂を主成分とする塗料で、1950年頃から開発・製造が始まりました。
当時は発色の良い画期的な塗料として人気を集め普及していきましたが、その後ウレタン樹脂塗料やアクリルシリコン樹脂塗料などの
高性能な塗料が次々に開発され、現在の需要は少なくなっています。
しかし、安価で購入できることやカラーバリエーションが豊富なこと、扱い(希釈や攪拌)が容易なことなどでDIY塗料としては
人気があります。
また、使用用途・使用箇所によってはアクリル塗料が適している場合もあります。
●メリット :塗料の価格が安いため、店舗など数年毎に外壁のリフレッシュをしたい場合などにお勧めの塗料です。
発色が良いため、カラーバリエーションが大変豊富です。
また、塗料としての歴史が長いため、各メーカーからもさまざまな種類の塗料が販売されています。
しかし現在では、建築用としては耐久性が低いため、安さ以外のメリットはあまり感じられません。
●デメリット:紫外線によってラジカル(劣化因子)が発生しやすく、塗料の組織が破壊されるため劣化が早く進みます。
数年で塗膜の光沢が失われ変色や褪色が目立つようになり、さらに劣化が進むと塗料の機能が十分に発揮されなく
なってしまいます。
一般的なアクリル樹脂は常温では硬く、柔軟性を持たせるために可塑剤が加えられています。
可塑剤は紫外線によって3~5年程度で徐々に抜けていき、塗膜の柔軟性が失われひび割れが発生します。
ウレタン塗料
ウレタン塗料とは、ウレタン樹脂を主成分とする塗料です。
ウレタンは「ポリウレタン樹脂」のことを指し、ウレタン塗料は「ポリウレタン樹脂塗料」「ポリウレタン塗料」と呼ばれることもあります。
ウレタン塗料はポリオール樹脂を主剤にして、イソシアネート樹脂(硬化剤)と組み合わせて作られています。
ポリオール樹脂にはポリエーテルポリオールやエポキシポリオール等の種類がありますが、現在ウレタン塗料の主流になっているのは
アクリルポリオール樹脂を主剤として、イソシアネート樹脂(硬化剤)と組み合わせた「アクリルウレタン樹脂塗料」で、
耐候性、塗膜性能、仕上がり外観に優れているため人気を集めています。
近年人気なのはシリコン樹脂系のシリコン塗料ですが、ウレタン塗料もまだまだ多く使用されています。
●メリット :シリコンに比べ価格が安いため、塗装にかかる費用を抑える事ができます。
仕上がりに関して光沢のある塗膜になるのが特徴で、外壁を高級感溢れるツヤ仕上げにします。
カラーも鮮やかで、新築のようなピカピカの外壁を取り戻すことが可能です。
また、他の塗料と比べ塗膜が柔らかい為、非常に密着性が高く、時間の経過と共に変形してしまう木材へも適しています。
●デメリット:ウレタン塗料の耐久年数は7〜10年程度です。
塗膜が紫外線によって黄色く変色する「黄変」が起こる場合があり、汚れやすい性質を持っているため、数年で塗膜が
汚く見えるようになるかもしれません。
少ない塗り替えで長期的にきれいな外壁を維持したいなら、耐久年数の長いシリコン塗料の方が安心です。
シリコン塗料
シリコン塗料とは、アクリル樹脂を主成分にシリコン化合物を反応させて製造された塗料のことです。
実際にはアクリルとシリコンで出来ているため、正確には「アクシルシリコン塗料」といいます。
*名称に「アクリル」とついているため勘違いしやすいですが、「アクリル塗料」ではありません。
成分から分かるように100%シリコン塗料というものはなく、シリコン化合物の含有量により性能が大きく左右されるため、
世の中にはウレタン塗料と性能が変わらないものから、フッ素塗料に近いものまで存在しています。
近年普及が進み価格下がって来たため、ウレタン塗料に変わって住宅の外壁塗装の7割ほどが使われていると言われています。
●メリット :シリコン塗料の多くは光沢・ツヤのある仕上がりになり、汚れにくいため長期間美観を保つことができます。
塗膜が固く撥水性があり物を綺麗に弾く性質がのため汚れにくい塗膜を形成するため長期間美観を保つことができます。
価格と耐久年数のバランスが良く、現在コストパフォーマンスが一番良い塗料とされています。
●デメリット:アクリル塗料やウレタン塗料より高価な塗料のため、店舗など数年毎に外壁のリフレッシュをしたい場合はお勧めできません。
シリコン塗料は、ほかの塗料に比べて乾燥後の塗膜が硬いため、そのぶんひび割れが起きやすい塗料と言えます。
温度や水分で伸縮する素材への塗装や、振動が多い立地での使用には向いていません。
フッ素塗料
フッ素塗料とは、一般的にポリウレタン樹脂+溶剤+炭素+フッ素等の結合体のフッ素樹脂で出来ています
フッ素はホタル石という天然石を原料としたフッ化カルシウム(CaF2)です。
フッ素樹脂はそのフッ化カルシウムを原料とし、1938年にアメリカのデュポン社が開発した樹脂の事です。
耐久性の非常に高い塗料であり、短期スパンでの塗替えが難しい東京スカイスリー等の大型施設などに使用されています。
元々は3F系フッ素樹脂を使用したものしか存在しませんでしたが、現在はより結合力が高い4F系フッ素樹脂を使用したものが
開発されています。
●メリット :外壁素材に密着しはがれにくい性質があり、塗膜が強くて耐久性に優れています。
紫外線や熱にとても強く、他の塗料と比べて耐候性が非常に高い塗料です。
建物の見た目が悪くなる原因となるカビ、コケ、藻が生えにくい性質(防カビ・防藻性)があります。
(完全に滅菌するわけではありません)
親水性があるので塗装表面が水となじみやすく、外壁に付着した汚れを雨等で綺麗に洗い流してくれます。
表面が劣化しにくい耐摩耗性をもっており、そのおかげで非常に美しい艶・光沢のある仕上がりになります。
フッ素は特に長く光沢が続くため、美観を長く楽しむことができるのです。
●デメリット:フッ素は高機能で長く持つ塗料ですが、まだ一般戸建住宅の塗替えにおいて普及が進んでおらずその分費用が高いです。
価格は一般的なシリコン塗料のおよそ2倍ほどします。
非常に耐久性の高い塗料である反面、他の塗装に比べて塗膜が硬いため伸びにくく、外壁のひび割れが発生すると塗膜も
一緒に割れてしまうことがあります。
フッ素に限ったことではありませんが、塗装工事は職人の知識・技術が重要です。
性能の良いフッ素の場合、その技術と実績等の腕の違いが、仕上がりと耐久年数で他の塗料以上に影響します。
また、元々大型物件の塗装が多いフッ素塗装は、フッ素を使った経験がなかったり知識がない業者も多く存在します。
フッ素で塗装をお考えの方は、“フッ素塗装の”施工実績が豊富な業者に依頼するようにしましょう。
訪問販売会社
突然、ピンポンを鳴らして訪問してくる会社や、電話でアポイントを取って訪問してくる会社です。
施工は下請け業者に丸投げする形で、受注を請け負い、現場の管理を行います。
●メリット :申し訳ありませんが、基本的にメリットは思い浮かびません・・・。
強いて言えば、自分から動かなくても相手からアプローチしてくれることでしょうか・・・?
●デメリット:相場よりかなり高い価格が多く、施工の品質もかなり悪い場合が多いです。
クレームの対応で連絡が付かなかったり、対応してくれない場合が多く、数年したら会社が無くなっている事をが多いです。
基本的に営業によるマニュアル通りの提案となるため、塗装する部分に不具合等がある場合の対応に不安が残ります。
*全ての訪問会社が悪いと言えませんが、まずほとんどの会社に何らかの問題がある場合が多いです。
正直、何か問題がある前に止めておいた方が無難です・・・。
メーカーが指定している塗り数、塗布料(塗装の厚み)、乾燥時間を守って施工しているかがが問題です。
一般の方は当然キチンと守って施工している思っていると思いますが、実際は守らずいい加減な施工をしている業者が多いのが実状です。
素人の一般の方には、上塗りしてしまえばほとんど分からないからいわゆる手抜き工事が横行しています・・・。
なぜこのような事が起こると言えば、極端に安い金額で請け負わせる元請け会社があり、職人としては正しい施工内容で作業していたら
赤字になってしまうからです。
このため、まともに高圧洗浄をしなかったり、下塗りをしなかったり、塗料をシャバシャバに薄めて塗料代を浮かしたり、必要な乾燥時間を置かず
すぐに次の塗装を塗ったりして作業時間を短縮して人件費を浮かしたりしてしまうのです。
仕事がなければお金を稼げず、仕事を請け負っても赤字になってしまったら生活できません。
キチンとした仕事をしたくても、出来ない環境があるのがこの業界の闇と言ってもいいでしょう・・・。
最初からそういった会社や親方について育った職人は当たり前のように思っている職人も多く、「自分は早い!」と早さを売りにする職人の多くは
実際に作業自体が効率よく手早いわけではなく、「手を抜きます!」と言っているようなものだったりします・・・。
キチンとした塗装をするためには、実際に施工に必要な人工(にんく)があり、それより極端に少ない人工で出来るというのは、物理的に手を抜く
しか出来ません・・・。
そんな事をなくすためには十分な手間賃を職人に支払うことが必要で、結果、正しい施工をしてもらえます。
そのため経費が高くなり、ある程度の塗装費用が高くなってしまうのは仕方ありません。
単に安さを売りにする業者は注意が必要です。
訪問販売会社はお客の知識がないのをいいことに、一般的な相場からかけ離れた高い金額で契約しながら、下請け会社には手抜きありきの
あり得ない安い金額で請け負わせます。
チラシ広告やコマーシャルをしているから・・・、名前を聞いたか事があるから・・・と言って信用するのは考え物です・・・。
実際は塗料の種類はメーカーやグレードによって数えられないほど現存しています。
さらに職人の技量によって「人工(にんく)」と呼ばれる日当(1日あたりの給料)に違いがあり、より綺麗な仕上がりを希望する場合は、当然日当は高く工事代金に反映され高くなってしまいます。
例えば、同じ塗料を使っていても、職人の技量によって高くなってしまうのは仕方ないのですが、技量が低い職人の仕事なのに高い見積りを出していても、お客様の立場では塗装後でないと、その技量が分からないのが難しいところなのが悩ましいのですが・・・。
このため悪徳業者がいまだに多い業種になっています・・・。
お客様の立場からすれば、安いに越したことはないの安いに越したことはないですが、塗料の仕入れ価格、職人の日当(給料)、会社の必要経費(利益)を計算すれば、おのずと価格は決まってきます。
会社の規模によって塗料に仕入価格は違ってきますが、全体からすればその差はそれほど極端に違いはありません・・・。
そこから高かったり、安かったりと大きく外れる理由はいくつかあります。
かなり高い見積りを出している業者は、下請けが数社挟んでいたり、利益を大きく取っている業者になります。
訪問販売の業者や大手ハウスメーカーのリフォーム事業がこれにあたると言って良いでしょう。
逆に、かなり安い見積りを出している業者は、何か理由があるのは分かってもらえるかと思います。
職人や下請け業者に無理な価格で仕事をさせているからです・・・。
腕の良い職人や下請け業者は無理な価格では仕事を受けません。
そんな事をしなくても仕事はいくらでもあるからです。
しかし、いくら腕がなくても赤字になるような仕事は出来ません。
結果、いわゆる手抜きが行われることになってしまいます。
使用する塗料を使わず、缶だけ指定の塗料の缶を使い、中身をグレードの低い塗料に変えて使ったり、規定量以上の希釈率でシャバシャバの薄い塗料を塗ったり・・・。
塗料は指定の希釈率で十分な塗料の厚みで塗らないと、期待する性能は発揮できません。
同じ塗料を使用してもこれが十分でないと耐候年数が短くなってしまいます。
安く施工できたと思っていても、あっという間に傷んでしまっては元も子もありません・・・。
恐ろしい事ですが、酷い業者では下塗りもせず、2回必要な必要な上塗りを1回だけしか塗ってない業者がある事も聞いたことがあります・・・。
これは塗ってしまえば、一般の方には違いが分からないため、塗装業界では今でも多く行われているのが現状です。
特に訪問販売の業者では、その場だけ契約して代金をもらってしまえば勝ちなので、施工直後のクレームもいい加減な言い訳で対応しない事が多く、さらに数年後のクレームにはほとんど対応せず、場合によっては会社自体が無くなっていて文句を言う相手がないということも多々あります・・・。
中には誠意のある業者もあるかもしれませんが・・・???、基本的に訪問販売業者での施工はやめておいた方が賢明かと思われます…。
長々と書いてしまいましたが、塗装工事の適正価格と言われても、使用する塗料や建物の劣化状態により下地処理の度合いによって価格は変わってきます。
また、各社事情があり中々これと言う事が難しいのです。
現場調査しなかったり現場調査しても短時間で済ませてしまう業者は
単純に坪数でいくらと言ったり
職人にも色々な職人がいます。
その中でも塗装は一番腕の違いが分かりやすい職種で、各家の塗装を自分の作品として考えている職人が多く、プライドを持って仕事をしている方が多数いらっしゃいます。
その対価として当然適正な費用を支払い、適正な施工と綺麗な仕上がりをしてもらうには必要な費用が発生します。
それにプラスして塗料の費用、必要な経費が加算され適正な価格となるのです。
「だからいくらが適正な価格だ!」と言われても難しいので、3社ほど見積りを取って内容を確認したり、塗装工事をした知り合い等の感想を
聞いたりして施工業者を決めるのが良いか?と思います・・・。
最近ではインターネットで塗料について多くの情報が発信されているため、塗料について気にされる方が多くなっています。
塗料の知識が高く、性能の高い塗料をご希望される方も多くなってきていますが、いくら良い塗料を使っても塗装工事として塗料は半製品で
未完成品です。
職人による施工されて初めて完成するものなので、いくら良い塗料を使っても、塗装技術が低かったり、正しい施工がされてなかったら
メーカーが謳っている性能は発揮できません。
このため、いくら良い塗料の使っても技術がなかったり正しい施工がされてないと、例えフッ素塗料を使っても劣化が早く、シリコン塗料より
保たなかったりする場合が出て来ます。
正しい施工がされてなかったら保ちが悪いのは当然ですが、正しい施工をしていても職人の腕によっても保ちが違ってくるのが塗装工事の
難しいところです。
施主様は塗装したばかりではあまり差が分からず、以前と比べとても綺麗になっているのでお喜びになりますが、10年後にはその差は確実に
出て来るので、後悔しない判断が必要です。
アスベスト規制によって開発され発売された2000年前後のノンアスベストのカラーベストは、どのメーカーの製品でもやはり強度不足が見られます。
すでにどの製品も10年以上経っており、何らかの劣化が進んでいると思われ基本的に塗装はお勧め出来ません。
問題のある屋根材について、まだまだ知識や経験が少ない業者が多く、不具合があってもそのまま塗装している事例を見受けられます。
せっかくお金をかけてお手入れしても数年で不具合がでてしまったらお金をドブに捨ててしまうようなものです。
1996年から2008年にかけてカラーベストの屋根で建てられたお宅は、パミールを含め上記の屋根材がほとんどだと思われます。
気になる方は新築時に建築会社から渡された建物の仕様書を確認し、経験と知識、実績のある業者に調査をしてもらいましょう。
信頼できる業者であれば、適切なアドバイス、提案してくれると思いますので、まずは現状を把握することをお勧めします。。