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2色塗分け塗装・2色仕上げ塗装・多彩模様塗装

意匠性の高い窯業系サイディングからの一般的な塗り替え塗装ではどうしても基本的に1色での塗装になり、単調な仕上がりになってしまうため安っぽく見えてしまいます。

新築から10年程度ではクリア塗装でこれまでの風合いを維持できますが、経年劣化で色落ちしまっていたり、イメージチェンジしたい場合は、外壁の貼り替えを除いて塗り替えとなってしまいす。

しかし、どうしてもなんとかならないか?というお客様に対しては部分的に塗り分けてツートンにする「2色塗分け塗装」や、凹凸を利用して2色に塗り重ねる「2色仕上げ塗装」、塗料自体が数色に模様になっている「多彩模様塗装」等の選択肢があります。

熟練の施工技術や工程の増加、塗料の価格等で、どうしても費用は高くなってしまいますが、仕上がりにこだわりのある方にはお勧めです。

​興味のある方はご相談下さい。

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ツートン塗装(2色塗分け塗装)

外観のデザインによりますが、新築時に貼り分けするように部分的に色分けする塗装です。

いわゆるツートン塗装で1色で塗装するより、一部をアクセントとして異なる色で塗装することにより、メリハリが出て見た目は良くなります。

費用的にもそれほど変わらないので1色での塗り替えに不満がある方にはお勧めです。

ただし、新築時の貼り分けと同様にどの部分を分けるかによっては仕上りが微妙になってしまう事もあるため、センスが問われます。

​また、組み合わせる色によっても逆にデザインが悪くなってしまいバランスが悪い家になってしまいます。

そのため、ベースカラーとアクセントカラーの配置や色の組み合わせについてよく考えることが必要です。

好みは人それぞれですが、プロにアドバイスをもらった方がよいでしょう。

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ダブルトーン塗装(2色塗り塗装)

以前の住宅はモルタル壁が多かったのですが、最近サイディングボードの住宅が多くなってます。

これは多彩で意匠性が高くデザインが優れているため、また工期短縮も望めるため多くのハウスメーカーや工務店が採用しています。

しかし塗り替えの際には、当初意匠性が高かった柄から単色で塗り潰すため安っぽく見えたり、寂しい感じになってしまいます。

部分的に2色で塗分けする塗装方法と違い、2色仕上げ塗装は2色の違う色の塗料を塗り重ねる塗装で、「2色再現工法」とも呼ばれ、サイディングの凹凸を利用して塗装する方法です。

新品時は多色塗装で深みのある仕上がりのため、新品時までとはいきませんが、単色での仕上がりに不満のある方にはお勧めです。

施工は下塗りの後、ベースとなる色の塗装をし、その後で短い毛のローラーで仕上げの色の塗装をします。

施工には熟練の技術や手間と時間もかかるため、費用は高くなってしまいますが、仕上がりは奥行きがあり高い満足感が得られます。

 

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多彩模様塗装

特殊な塗料によって大理石調に仕上がる塗装です。

訪問販売等で提案されるセラミック塗装とは異なります、

訪問販売で施工される大理石調セラミック塗装は、サイディングボードにはお勧めできないので、詳しくは「セラミック塗装の嘘」で詳しく解説します。

​ハウスケアの提案する多彩模様塗装はベースとなる塗料の中に数種類の特殊着色ゲル(粒状の塗料)が配合されており、下記のようになり、大理石調の仕上がりとなります。

これまで大理石調の塗装は実際にセラミックの粒を塗料に混ぜ、クリア塗料で表面を押さえている塗装だったため、経年でボロボロと剥がれ落ちてくるため、ハウスケアとしてはお勧めしていません。

塗装当初はセラミックの粒を配合した塗料に比べると凹凸が少ないため仕上がりは多少劣りますが、長期で考えると見た目も大理石調に仕上がり、耐用年数が高くトラブルの少ない多彩模様塗装をお勧めしています。

 

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