玄関ドア塗装
玄関ドアは建物の顔で、来客様が一番目にする部分で目立つ場所です。
外壁と同様に玄関ドアも劣化しますので、よく塗装が傷んで白く退色しているお宅をお見受けします。
しかし、通常玄関ドアの場合、木製の物のは塗装しますが、アルミ製のものは塗膜が剥がれやすいため、知識と経験がある、まともな業者は塗装をしないことがほとんどです。
これは非鉄金属は密着性が悪いため、塗装した当初は良くても数年で剥がれてくる可能性はあるためです。
剥がれるリスクを説明したうえで、「どうしても!」という強い要望がある場合は、この限りではないかもしれませんが・・・。
逆に言えば、特に何の説明もなく塗装する業者は知識と経験がなく後々トラブルになってしまいます。
そもそも玄関ドアやサッシ等のアルミの製品は「アルマイト処理」と呼ばれ、電解液の中に入れ、電気を流す事で、電気分解により表面に陽極酸化被膜をつくります。
この陽極酸化被膜は、アルミ表面の微小な凹凸を侵食しながら酸化被膜がが上下に成長し、上から見ると六角形の鉛筆を束にして、芯を抜いて穴が開いたような状態になっています。
この陽極酸化処理により出来た穴の中に、電着塗装と呼ばれる処理で染料を浸透させ、封孔処理(染料の入った穴に蓋をする処理)により着色していています。
このように、根本的に一般的な塗装とは全く違うのです。
このため玄関ドアのリフォームは新品への入れ替えが一般的です。
入れ替えの場合は、一度外壁等を外す必要があるため大掛かりになり、多額の費用が掛かってしまいます。
このため、最近はリフォーム用のカバー工法が開発され施工が多くなってきていますが、それでもかなりの費用が掛かります。
そんな中ハウスケアでは、特殊な塗料と技術によりアルミ製の玄関ドアの塗装を可能とし、お客様に喜ばれています。
特殊な塗装のため、他の塗装よりもお高くなってしまいますが、入れ替えやカバー工法よりも大幅にお安く綺麗になりますのでお勧めです。
当然新品時の塗膜の強度には劣るため、硬いものを強くぶつけたり金属等で引っ掻いたりすればキズは付きますが、日常の使用には十分問題のないレベルの強度があり、お勧め出来る仕上がりです。
興味のある方は、お気軽にご相談下さい。