お勧め塗料

別途、「塗料の種類」で説明していますが、いくつか種類のある中で外壁を塗装する場合、ハウスケアでは基本的にシリコン系の塗料と

フッ素系の塗料をお勧めしています。

単純に「シリコン塗料」や「フッ素塗料」と言っても、メーカーやグレードの違いからその数は星の数ほどあります。

この中で、ここではハウスケアがこれまで施工してきた経験と実績から、自信を持ってお勧め出来る塗料を紹介しています。

●シリコン系塗料
① 足場設置

まず最初に工事に必要な足場の設置を行います。

その時だけ設置して施工後は解体してしまいますし、費用もかなりの部分を占めるため、「足場なしでできないか?」と言われる事もありますが、労働安全衛生法では2m以上の高所で作業をするときは安全対策として、足場の設置が義務づけられています。

職人の安全を守るためにも、まともな業者は必ず足場を設置します。

実際には足場があると無いでは作業効率が全然違いますので、ある方が作業が早く終わり、必要な人工(にんく)が少なくなるので、結局安くおさまります。

*人工とはその作業完了に必要な、延べの人員数の事を言います。

② 高圧洗浄

実際の工事として、まず一番最初にする作業は高圧洗浄になります。

これは塗装する箇所に着いている土埃やホコリ、雨だれの跡、

カビやコケ等を、業務用のエンジン式の高圧洗浄機を使用、高圧の

水を外壁に吹き付けて汚れを除去し、塗料が外壁に着きやすくする

ために必要な作業です。

高圧の水を外壁に吹き付けての作業になりますが、技術と経験が

必要な作業です。

一般の方がやった場合、表面の塗膜が剥がれたり、外壁を破損して

しまう事が多いので、取り敢えず汚れを落としたい場合でも作業は

業者に依頼した方が賢明です。

*状況により、防水工事と前後する場合があります。

④ 養生

塗装する前に不要な部分に塗料が着かないように、「マスキング

テープ」や「マスカー」と呼ばれる養生資材でカバーします。

「マスキングテープ」とは、塗装しない場所の境い目に貼り、

塗料のはみ出しを防止する材料で、粘着力が弱く粘着剤が残りに

くいためスムーズな作業が可能です。

下地に合わせて粘着力の違うマスキングテープを使い分けます。

「マスカー」とは、マスキングテープと養生用のポリシートを

一体化させた材料です。

予期せず飛散した塗料が着かないように、塗装したい部分以外に

被せます。

地味な作業ですが、仕上がりを左右するとても大切な作業です。

想像以上に技術が必要で、腕の良い職人ほど重要視しています。

 

⑤ 塗装工事

●外壁塗装

 「塗替え塗装」の場合は、基本的に下塗りを1回、上塗りを2回、

 合計3回塗ります。

 下塗りは下地と上塗り塗料の接着を良くする役割を賄っていますが、    

 下地の状態が悪い場合は、同じ下塗り塗料を2回、または下地を固める

 別の下塗り塗料を塗る場合があり、合計4回塗る場合があります。

 「クリア塗装」の場合は、下塗りが必要ないため2回塗ります。

 (下地が傷んでいる場合は、クリア塗装出来ないので必然的に2回塗り

 のみとなります)

●屋根塗装

 外壁の塗替えと同様に下塗り1回、上塗り2回の合計3回塗りとなります。

●付帯部塗装

 軒天や樋、小庇、幕板、鉄製部分等、外壁以外の塗装です。

 *アルミ製の部材には、剥がれやすいので基本的に塗装しません。

 

⑥ 検査、補修

下塗り、中塗りとその都度確認していますが、塗装工事完了後に塗り残しや塗膜が薄い部分がないか、塗料が他の部分に付着付着していないか等、仕上がりに問題がないかを確認します。

業界的には「ダメ拾い」とか「ダメ直し」とか言われている作業になります。

​「ダメ」とは漢字の「駄目」のことで、「ダメ出し」からきていて塗装業界では「作業のやり直し」のことを指しています。

お客様に自信をもって引き渡せるかを最終的に検査し、問題があれば補修します。

 

⑥ 足場解体

塗装工事完了後、建物を傷つけないように気を使いながら足場を

解体します。

また、危険な作業になるので、解体時に事故の無いようにも気を

使います。

*足場の品質

 足場は職人によって組み方に癖があり、業者によって使う材料が

 違ったりするため、工事内容によって作業がしやすい足場と、

 しにくい足場があったりします・・・。

 建物の形状は全て違うため、その都度、細かい部分の打ち合わせが

 必要です。

 作業がしやすい足場は、危険も少なく、各作業の効率も上がり、

 仕上がりも良くなります。

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⑦ 最終確認、掃除

足場解体後に、解体時に建物や敷地内の備品等の破損等がないかを確認します。

(何かあればお施主様に報告し、適切な対応をします)

日々の作業終了後、ゴミ等の除去は心掛けていますが、足場が設置してある状態ではスペースが狭く、全てを確認、除去しきれません

・・・。

足場を解体した後に建物の周りに落ちているゴミ等の清掃を行い、最終的に完了となります。

​気持ち良くお客様に引き渡すために必要な作業です。

③ 防水工事(下地処理)

外壁の種類によって下地処理は違ってきます。

​基本的にコーキングによる防水工事で、不具合があれば補修します。

​塗装とは違う技術が必要なため、専門のコーキング職人(防水職人)による施工が必須で、仕上がりと性能が違ってきます。

●サイディング、ALC等

 サイディングとサイディングとの間の「目地」と呼ばれる隙間や

 サッシ廻りとの接続部分にコーキング(シーリング)と呼ばれる

 ゴムのように弾力がある緩衝材が施工されています。

 経年劣化で固くなりヒビや割れが発生し打ち替えが必要となります。

 写真のような平らな部分の目地は、十分な厚みを確保するために

 既存のコーキングを撤去して新しく打ち直す必要があります。

 サッシ廻りは撤去する際にサッシ等を傷つける可能性があるため、

 既存のコーキングを撤去せず、三角シールと呼ばれる打ち方で厚みを

 確保しての施工が、費用面を含めてお勧めです。

●モルタル

 サイディングと違い、目地がないため基本的にはコーキング工事は

 必要ありませんが、ヒビや割れが起こりやすい外壁のため、割れて

 いる箇所があればコーキングで埋める補修等が必要となります。

以上が基本的な塗装工事の流れになります。

塗装工事自体は、通常は「屋根塗装」から始まり、次に「軒天塗装」→「外壁塗装」→「その他の樋等の付帯部塗装」という流れになりますが、

現場によって建物の大きさ、天候、他の現場との絡み等により順番が変わる場合がります。

 

屋根の葺き替えや重ね葺き等を併せて行う場合は、足場設置したあと一番最初に工事を行います。

これは塗装後に葺き替え工事等を行った場合、ホコリやゴミ等が外壁に付着したり、キズ等を付ける可能性があるために初めに施工します。

同時にバルコニーの防水工事を行う場合は、逆に作業中に汚したりキズを付けてしまう可能性があるので、足場を解体する前の一番最後に

施工します。

​全ては綺麗な仕上がりと、十分な塗料の性能を引き出すため、適切な施工が出来るように手順を踏んで行っています。