別途「塗料の種類」で説明していますが、いくつか種類のある塗料の中で外壁を塗装する場合、ハウスケアでは基本的に「シリコン系の塗料」と
「フッ素系の塗料」をお勧めしています。
単純に「シリコン塗料」や「フッ素塗料」と言っても、メーカーやグレードの違いからその数は星の数ほどあります。
例えばシリコン塗料でもピンキリで耐候年数が高くフッ素塗料に近いものから、ウレタン塗料とほとんど変わらないものまであり千差万別です。
これはベースとなる樹脂の中に、どれだけシリコンの成分が配合されているかによります。
なぜこのように同じメーカでも性能が違う製品を販売しているかというと、ある意味で塗装業界の闇と言ってもいいのですが、
安さを売りにしている業者にとって『うちはシリコン塗料を使っています!』と言えば聞こえが良く、実際は名ばかりのシリコンの含有量が
少ないシリコン塗料を使用して塗料代を安く抑え、安い価格を提示して契約につなげます。
(メーカーとしてはこのような需要があるため、価格は安いが性能も低い製品も販売しています)
この場合、見積書には「シリコン塗料」と記載している事はあっても、塗料名を記載している事も、塗料を説明することはほとんどありません。
(実際に記載していても、一般の方には違いが分からない事が多いのですが・・・)
ある意味ウソを言っているわけではなく、営業スタイルと言えば聞こえは良いのですが、お客様の立場からすれば微妙です・・・。
要は、安い塗料を使っていても手抜きをせずメーカーが指定している適正な施工をしていれば、その塗料が持っているの性能分は発揮できます。
ただし、安さを売りにしている業者は、安さには何らかの理由があるため、どこまで施工にこだわっているかは何とも言えません・・・。
塗装工事の場合「価格」を優先するか「性能」や「品質」を優先するかはお客様の判断になり、「品質」はどれだけ信頼できる業者に任せるかに
よります。
ハウスケアがこれまで施工してきた経験と実績から、自信を持ってお勧め出来る塗料を使用しています。
ここではハウスケアが、お勧め出来る塗料を紹介します。
●シリコン系塗料 期待耐久年数:10~13年
ピュアライドUVプロテクトクリヤー(日本ペイント)
【弱溶剤2液型塗料】
塗料のトップメーカーである日本ペイントが自動車塗装のクリア塗装の技術を応用して出来たのが「UVプロテクトクリヤー」です。
現在では様々メーカーがクリア塗装用の塗料を製造していますが、その中で最も信頼度が高い塗料です。
配合された特殊セラミック成分により超低汚染性を発揮、紫外線
吸収剤の働きで色あせを最小限に抑えます。
更に防かび・防藻性があり、かび菌や藻の発生を長期間にわたり抑制することができます。
高意匠なサイディングのデザインや色をそのまま生かせる塗料で、
ハウスケアでは築10年程度の綺麗な外壁には一推しの塗料です。
お勧め塗料
ピュアライドUVプロテクトクリヤー (日本ペイント)
【弱溶剤2液型塗料】
塗料のトップメーカーである日本ペイントが自動車塗装のクリア塗装の技術を応用して出来たのが「UVプロテクトクリヤー」です。
現在では様々メーカーがクリア塗装用の塗料を製造していますが、その中で最も信頼度が高い塗料です。
配合された特殊セラミック成分により超低汚染性を発揮、紫外線
吸収剤の働きで色あせを最小限に抑えます。
更に防かび・防藻性があり、かび菌や藻の発生を長期間にわたり抑制することができます。
高意匠なサイディングのデザインや色をそのまま生かせる塗料で、
ハウスケアでは築10年程度の綺麗な外壁には一推しの塗料です。
以上が基本的な塗装工事の流れになります。
塗装工事自体は、通常は「屋根塗装」から始まり、次に「軒天塗装」→「外壁塗装」→「その他の樋等の付帯部塗装」という流れになりますが、
現場によって建物の大きさ、天候、他の現場との絡み等により順番が変わる場合がります。
屋根の葺き替えや重ね葺き等を併せて行う場合は、足場設置したあと一番最初に工事を行います。
これは塗装後に葺き替え工事等を行った場合、ホコリやゴミ等が外壁に付着したり、キズ等を付ける可能性があるために初めに施工します。
同時にバルコニーの防水工事を行う場合は、逆に作業中に汚したりキズを付けてしまう可能性があるので、足場を解体する前の一番最後に
施工します。
全ては綺麗な仕上がりと、十分な塗料の性能を引き出すため、適切な施工が出来るように手順を踏んで行っています。